Patch stage vol.11『JOURNEY-浪花忍法帖(なにわにんぽうちょう)-』感想




両方観て思ったのがとりあえず内容は面白かったな

うちは1日ソワネの虹ver5日ソワネの霧verだった

verの方が完全好みなので霧ver中心の感想ね

patchの本公演って殺陣の多い時代物って結構多いけど今回から新体制になったらしいけど今回の内容なら初観劇な人とかにも入り込みやすい内容だったのでは

今度は会話劇みたいなのを見てみたいな



一人ずつ感想書いたらキリないからよかった人、気になった人の個々の感想(霧ver)


ゆうほくん

両方ともハマり役っていうのもすごいな

役もセリフも同じやのに入れ替わったら全然違うものになる!

納谷くん恵比三はやんちゃな悪カギって感じなのに対してゆうほくん恵比三はどちらかというと不良

殺陣も納谷くんは恵比三の強さが伝わるくらいに丁寧なのに対してゆうほくんは役に合った豪快な殺陣って感じ

それぞれの良さがあっていいな~

あと末満さんの教えの「隙あれば笑いを取れ」を二人とも守り切ってるな~って両方観て思った

あと個人的には終盤の恵比三vs毘沙丸は霧verの方が迫力があって好き

あと禄郎とのシーン霧verの方が先輩後輩感がはっきりしてるっていうかどちらかというと親分子分って感じ😂

verを先に観てるから展開は知ってるはずなのに禄郎が死ぬシーンで騙されたことを恵比三に謝るシーンでゆうほくん恵比三は黙って抱きしめるシーン、泣きそうになるよね😢





納谷くん

弁才は納谷くんの方が役者的にはハマり役やと思った

真面目な堅物で

しかしあの影踏みの術(?)で大角をおもちゃにするのがゆうほくん弁才、大角におもちゃにされるのが納谷くん弁才😂

verで冒頭で納谷くん恵比三が四人の忍者に取り囲まれるシーンで

「一四名様!テーブル席へどうぞ!!」

っていうのが納谷くんのアドリブっていうのに気づいてジワる😂😂



らんくん

布丁は年齢的にもう少し中年くらいの方がしっくりくるから実年齢より上の役が多いらんくんの方がしっくり来たな

若いのか中年なのかわからない存在って感じで後半まで恵比三たちとの関係性を伏せることができる

布丁と恵比三が出会う場面で布丁が泣いてしまうシーンとか大角が毘沙丸の話をした時の布丁の反応はこれは二回観ないとわからないシーンやな~って思う

布丁の過去もなんか2回目の方のが泣きそうになったな

しかし閻魔大王のシーンのらんくんは5日ソワネでのゆうほくん恵比三での無茶ぶりに対して何をしようとしたんや😂😂

(らんくんの方が大柄なせいで帽子が引っかかってできなかったけど😂)


 藤戸くん

正直器用さでいうところでは今回一番やったのが藤戸くん

寿は本当にくノ一なのかオネエなのかは微妙やけどいい具合に卑劣な悪役でいい味出してた



尾形

もうこの禄郎、めっちゃ好きやわ

こいつ忍者向いてないよ!って言いたくなるくらいいい奴で最高だわ

えびぞうとはまた対照的なキャラクターでもあるから恵比三、弁才、禄郎とバランスがいいやと思う



verのとき5日のアフターイベントは上演時間などの都合によりカットしたシーンを上演

達磨には最大忍術みたいなのがあったっていうシーン

影分身の術でゆうほくん、とーるくん、しょーりくん、らんくん以外の四人が影になってとーるくんのお面をつけて登場w

お面から顔がはみ出る藤戸くんw

とーるくんの動きに合わせて四人が動くんだけどグダグダすぎて😂😂

そりゃカットなるわ😂😂

最後去って行く場面で一人障子の中に入りきらず袖からはける藤戸くん😂😂😂

客席から見守ってたしょーりくん、らんくん爆笑😂😂



最後に

個人的には霧verの方がしっくり来たな

他の方が言ってたことと同じことを言うけど霧verはこれまでのpatchのスタイルで虹verは新しいpatchって感じっていうのはとてつもなくわかる

だからこれまでのpatchを知ってる人は霧verがしっくり来るけど虹verはまた新しい幅を広げていくきっかけとなるんではないのかと思えた

もちろん八人いるからこそジャー忍が完成するんやけどやっぱり主役の影響っていうのはとてつもなく大きいことも今回感じたな

ゆうほくんは今までpatchが積み上げてきたものを背負って引っ張っていってる感じ

納谷くんはpatchに新しい振り幅を与えて可能性を広げていってる感じ

なんでリバースキャストにしたのか虹verだけでは疑問に思ってたけど今回両方観ることでわかった気がする

これは納谷くん自身が本公演以上に外部公演に出てるからこそできることやと思う


できることなら本公演は全員総出演がやっぱりいいねんけどこれくらいの人数の方がそれぞれ見せ場ができてちょうどいいのかな~って思えた

これまでどうしてもメインの役が少なかったりすると他のメンバーがアンサンブルの役だったりして同じ舞台経験でも差が出てしまってたりしたり印象が薄すぎたりするからこういう人数が少ないとそれぞれ見せ場があることで新規の推しができたりするしいいかもね

いつも基本リピートはしないうえにリピートすると一回観てよかったーって思っても二回も行ったらうーんって思っちゃったりするねんけど今回は2回目の方がしっくり来たし面白いと思えた

しょっちゅう降りる降りるって言うて今回はマジでこれ観たら降りるとか言ってたくせに、結局降りることができないのは彼らの泥臭いまっすぐな劇が好きなんやなーって思う

ファンイベ行かんかったから色々今回どうしようかと思ってたけど今回観て本公演だけはどうにかしてでも行こうと思えた

色々偉そうなこと言ったりしてたけど内容も役者も両方よかったです